心内 ~こころうち~

あいつは、結局わかってくれなかった。

あれだけ、、、ほんとに、あんなに素直に泣きついたのは初めてだったのに、

あんな態度はないよね。

 

「人生っていうのは、そんなに甘いものじゃないんだよ、、、」

なんだかたくさん話してくれてくれたのは覚えているけど、

、、、ごめんね。そのあとの内容は覚えてないの。

 

あなたの話を聞きながら、

「そういうのは、わかってる。わかってるけど、そんな言葉を聞きたいわけじゃない。」

そう心の中でつぶやいたら、あなたのキツイ返事が聞こえたような気がして、ぞっとした。

 

もしあの時、私が口に出して言っていたとしても、そんな返事はしなかったよね?

せめておんなじ時間を感じてきたという思いだけは壊さないでいてくれたよね?

 

そんな私の問いかけも、それに答えるあなたの声も、すべては私のこころうち。

今でも、あのとき聞けなかったやり取りが、ふと心をよぎることがある。

 

“そういうのは、わかってる。わかってるけど、そんな言葉を聞きたいわけじゃない。“

「・・・・・・」

“え、どうしてそんな事を言うの? 私は、あなたのそういうところが嫌いなの。”

「・・・・・・」

“本当? うれしい。でも、それを口に出して言ってほしかったなぁ。”

 

「・・・・!!」

 

心の中のストーリーは、だいたいバットエンド。心の中のあなたは、最後にキツイ言葉を私に言って、思いを壊して、そして私は首を振って嫌な気分になる。

 

もしあの時、私が口に出して言っていたとしても、そんな返事はしなかったよね?

 

そんな私の問いかけも、それに答えるあなたの声も、すべては私のこころうち。

今でも、あのとき聞けなかったやり取りが、ふと心をよぎることがある。

 

“そういうのは、わかってる。わかってるけど、そんな言葉を聞きたいわけじゃない。“

「・・・・・・」

“え、どうしてそんな事を言うの? 私は、あなたのそういうところが嫌いなの。”

「・・・・・・」

“本当? うれしい。でも、やっぱりそれを、口に出して言ってほしかったなぁ。”